テレビ朝日 「smaSTATION-2」土曜日23:00放送

03.11.22 高血圧
03.11.15 痛風
03.11.08 睡眠時無呼吸症候群
03.11.01 白血病
03.10.25 うつ病
03.10.18 心筋梗塞
03.10.11 糖尿病
03.10.04 くも膜下出血
03.07.26 冷え症
03.05.24 人間ドック
03.05.17 肩こり
03.04.05 腹痛
03.03.08 奇跡の医療
03.02.15 美容整形外科 vol.1
03.02.01 歯科医療 vol.1
03.01.18 産婦人科 vol. 3 妊娠中の危険
03.01.11 カゼと思いきや、、、結核の恐怖
02.12.21 患者のための医療とは何か?
02.12.14 看護師のホンネSpecial vol.2
02.12.07 看護師のホンネSpecial
02.11.30 婦人病 vol. 2
02.11.23 インフォームドコンセント
02.11.16 怒りの体験メールSpecial
02.11.09 もし医療事故が起こったら・・・
02.11.02 手術のときに執刀医は選べるのか?
02.10.26 産婦人科Part 2 立会い出産のすすめ
02.10.19 産婦人科Part 1 お産は救急医療である
02.10.12 正しい小児科の選び方
02.10.05 注射・点滴のミスから身を守る



医療事故撲滅キャンペーン 第4弾
11月24日(月)〜28日(金)の午前9時すぎから連続で特集として放送
放送内容 慈恵医大だけじゃない…事故続発! 検証・腹腔鏡手術

相次ぎ事故が表面化した腹腔鏡手術。それは、体を大きく切らずに済み、傷口が小さく、回復も早い手術だ。しかし、腹腔鏡手術をする医師には、高度な技術と知識が求められる。それを支えるのは豊富な症例経験数だ。しかし慈恵医大青戸病院の事故では、腹腔鏡手術経験がほとんど無い医師たちが、自分たちの実績つくりのために手術を行っていたことが明らかになった。急速な普及にともない、医療事故の多発分野の一つともなった腹腔鏡手術。様々な事故のケースを検証すると、慈恵医大青戸病院のケースを“異常な医者”による特殊な暴走事故とは片付けられない実態が見えてきた。医師たちはなぜ、無謀な手術にチャレンジしたがるのか?
 私たちは、日本でまったく初めての分野の腹腔鏡手術に臨み、結果的に患者を死に至らしめたある国立大学の手術の真相を追った。

腹腔鏡下手術先進国から見た日本医療の非常識

事故が頻発している腹腔鏡手術。中でも難易度が最も高いと言われる前立腺の腹腔鏡手術。腹腔鏡手術が生まれたフランスには、1700件以上の前立腺腹腔鏡手術を行っていまだ死亡数ゼロの実績を誇る病院があるという。知られざる腹腔鏡手術の原点と事故克服の歴史とは?安全な手術はいかにして確立されたのか?フランスではどのような体制で手術が行われ、事故が多い日本とは何が違うのか?その秘密を探るため、我々はパリに飛んだ。そこで私たちが見た、未熟な医師を一人も輩出しない教育システム、日本とは全く違う執刀医基準、さらに最先端のテクノロジーを駆使し遠隔操作でロボットが執刀を行う腹腔鏡手術の光景とは…。
 未来の腹腔鏡手術のあるべき姿のヒントがそこにはあった。


検診は誰のため? 揺れる「がん検診」の現場

早期発見、早期治療が回復の割合が高いとされるがん。毎年たくさんの人が、がん検診を受けている。しかし、その検査体制は必ずしも充分ではない。「検診では異常なしだったのに…」検診を受けたにもかかわらず、がんを見落とされる人たちが少なくない。中には、検査結果の取り違えで異常の発見が遅れた人も。
 現在、市町村が住民を対象に実施している「がん検診」は、胃がん、子宮がん、肺がん、乳がん、大腸がん。これら「がん検診」の有効性がいま問われている。がんの発見率は検診装置や医師の技量によって大きく違ってくる。現在、各自治体で実施されている健診のレベルの実態は?見落としは無くせないのか?有効性が低い検診方法が何故、続けられているのか?
 検診の有効性に疑問を持ち、検診を取りやめた地域。がんの発見率を上げるために自治体が取り入れた新たな方法。その方法を導入できない地域にとってそれをはばむものとは何なのか?誰もが関係する「がん検診」の盲点を検証する。

小児救急の未整備を克服せよ! 地域の試みに密着

自らの命と引き換えに小児医療の窮状を訴えた医師。受け入れを拒否され、たらい回しの上、病院が見つからず亡くなった赤ちゃん。初期診断のミスから重症な腸閉塞を見抜けず、しかも小児救急をウリにする病院でありながら手術さえできず死亡した5歳の男児。
 「プライマリーケア、救急医療、専門診療の3役を欧米の半分以下の人数でこなす」とも言われる日本の小児科医。慢性的な小児科不足が日本を覆っている。実は、国際的に見て日本の小児科医師の数は決して少なくない。なのに、日本は小児科医が足らないのはなぜなのか?特に小児救急の現場は深刻だ。
 国による整備を待ってはいられないと、医師らが自ら立ち上がった地域の試みに密着した。

アラームが鳴らない!? 医療機器安全装置の闇

あなたの呼吸を司る人工呼吸器にトラブルが生じたら?しかも、危険を知らせる“警報アラーム”が鳴らなかったら…
 手術室、検査室、病棟…病院内に一歩足を踏み入れると、現代の医療は様々な医療機器によって支えられていることが分かる。高度医療に伴い、多種多様な医療機器が開発され、医療機器トラブルのリスクも高まっている。実際、手術ミス、投薬ミスと並び多いのが医療機器に関するトラブル。カテーテル、人工心肺装置、内視鏡、機器の誤接続、輸液ポンプの事故…中でも、最近目立つのが人工呼吸器をめぐる事故である。自ら意思表示できない患者に装着されることが多く、警報音は患者にとって文字通り命綱である。
 アラームは、なぜ聞こえなかったのか?なぜ鳴らなかったのか?そのような機器が、なぜ現在も使われているのか?厚生労働省はどこまで把握しているのか?行政指導と現場の乖離の実態を追跡した。



医療事故撲滅キャンペーン 第3弾
7月7日(月)〜7月14日(月)の午前9時すぎから1週間連続で特集として放送
03.07.14 医療事故裁判

急増する医療裁判。医療裁判は、この10年でおよそ2倍以上に増えている。家族を失った悲しみを乗り越え、長期にわたって闘う医療裁判にはさまざまな精神的、時間的、金銭的な負担がのしかかる。
 2人の子供を抱えたまま、夫を医療事故で亡くした女性が、逆転勝訴を勝ち取るまでの7年の日々。証拠保全、ミス立証の困難さや、鑑定の問題点をはじめ、長期にわたる裁判による遺族の知られざる苦しみを、実際の医療事故裁判を通して描く。

03.07.11 医療事故対策名門病院を襲った医療事故

急増する医療裁判。医療裁判は、この10年でおよそ2倍以上に増えている。家族を失った悲しみを乗り越え、長期にわたって闘う医療裁判にはさまざまな精神的、時間的、金銭的な負担がのしかかる。
 2人の子供を抱えたまま、夫を医療事故で亡くした女性が、逆転勝訴を勝ち取るまでの7年の日々。証拠保全、ミス立証の困難さや、鑑定の問題点をはじめ、長期にわたる裁判による遺族の知られざる苦しみを、実際の医療事故裁判を通して描く。

03.07.09 誤診 病理医

38歳の女性が幼い子供を残して死んだ。小さなしこり…検査をしていれば、早期に発見できたかもしれない乳がん。医師による思い込み診断が招いた悲劇だった。
医師の勧めるままに不要な手術をして障害を負ったり、医師の思い込み診断の結果、本当の病気を見落とされ命を落とす患者たち。こうした誤診はなぜおきるのか?
覆い隠されることの多い誤診、不要な臓器摘出などの被害を防ぐ手だては無いのか? セカンドオピニオンの重要性や、誤診を防ぐ監視役としての病理専門医の世界に光を当てる。

03.07.08 医療事故報告制度の盲点

 心臓カテーテル手術を受けた母が死んだ。それから1年。ある新聞に掲載された記事で、遺族はそれが医療事故だったと知らされることになる。マスコミが国に対し行った情報開示請求で明らかになった国立病院の医療事故の数々。
 その中に、被害者遺族にすら知らされていなかったものが出てきたのだ。しかも、調べていくと、さらに新たな事実が…。
 医療事故報告書は全く生かされなかったのか?当事者遺族にも知らされない可能性がある医療事故報告制度の現状と盲点を指摘する。

03.07.07 小児救急の盲点

我が子が突然病になったとき、私たちは、どこに飛び込めばいいのか? 記憶に新しい東京葛飾区の東部地域病院での腸閉塞男児死亡事故。再三の治療を求める看護師と当直医との会話が明らかになり、一刻を争う男児の様態に対応しきれなかったその日の医師たちの動きに注目が集まった。
 しかし、問題はそれだけではなかった。小児科医による24時間救急が売りの病院で、そもそもなぜ、医師たちは、重症の腸閉塞を見抜けなったのか?事故の背景を探ると、日本の小児救急医療体制の盲点が見えてきた。



医療事故撲滅キャンペーン 第2弾
3月30日(日)午後4:00〜5:25(特別番組として放送)
03.03.30 追跡!とくダネ特捜部 検証・ニッポンの医療
放送内容 安心できる医療・医師育成のために…海外での医療体制や、日本の医療現場の試みを紹介し、ニッポンの医療に欠けているものを探る。
●スペシャリスト医(専門医)の育て方
●プライマリーケア医(家庭医)の育て方
●医者の卵(研修医)の育て方


医療事故撲滅キャンペーン 第1弾
2月17日(月)〜21日(金)(1週間連続 5回シリーズ)
03.02.21 医療事故その後の病院は
03.02.20 研修医
03.02.19 命を託す医師に何を求めますか?
03.02.18 小児医療の実態
03.02.17 リピーター医師